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今日は11月13日、年末まであと48日、一年が本当にあっという間だった。2020年は変な年だったなー。
1981年に沖縄で新種の鳥が発見されヤンバルクイナと命名される。1991年に宮沢りえの『Santa Fe』が発売。1997年に北陸自動車道が全線開通。2009年オバマ大統領が日本を初訪問、鳩山首相と日米首脳会談をする。
1951年伊勢正三さん、1972年木村拓哉さん、1982年 倖田來未さんらの誕生日であるそう。
うるしの日であり、茨城県民の日でもあるそうだ。
石川博品先生の『ボクは再生数、ボクは死』を少し前に読んで、やはりこの先生の作品はボクは好きなのだなと改めて思った。
今回も石川節のヴァイオレンスが飛び散っているが、その前の『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』に比べると、随分と読みやすいと思った。
今回の作品は、新しくはないが多分未来というのは一部ではこうなっているのかもしれないなぁと考えさせられた。
ゴリゴリのSFではあるんだけれども、どちらかというと世界観を共有することを前提とした作品なのではないかと思った。
しかし、どう考えても共感を呼び込むようなポップさはなく、初っ端から『エ”ッロ”』と抱かせる描写が延々と続く。
本当にこれは一般向けの書籍なのだろうか?困惑はしたが、石川先生のラノベは最初からきっとそういう側面があったなと思い出し、平常心を保った。
最初の1行にこうかかれている。
『世界一の美少女になるため、俺は紙おむつを穿く』
たったこれだけで、なるほどこれはVRのモチーフの物語なのだな、ということがわかる。
こんなにも豊富に具体的に関連のないものを想起させる書き方は他の作家先生ではできないと思う。石川先生は天才なのだろう。
商業的にうまくいくかどうか何というものはアーティストの才能そのものを評価することはとても難しいだろう。
物語の筋としては、美少女アバターを使って世界一の美少女になる主人公の薄給のサラリーマン(男性)がVR風俗にハマってお気に入りの上が高級なところに移籍してしまったからその風俗代を作るために投げ銭を受け取るためにコンテンツを生成する、という話だと思っているが、これは物語の性質上どこを汲み取るかで随分と話は変わってくる。
ボクは一日本などを紹介するときに極端に下手くそなプレゼンをするのだが、どうも根っからのオタクらしく、好きすぎるものとの距離感がバグるために、しょうがないことだ。
面白い話なのでぜひ手にとっていただきたい。(読書感想文をかけるかどうかはわからない、現代の最新鋭の奇書としてあげてもいいのかもしれない)
描かれているものをもう少し大雑把に読み解くと、結局人間なんだよね。テヘペロ。という感じであると思った。
VRだろうが、どんなに最新のテクノロジーを使おうが最終的には人がいるから世界は成立しているのだ、みたいな。
ただやっぱりSFだなと思うのは、人というのは一体何を持ってして人となりえるのか?という課題を投げかけてくれているところではないだろうか。
表のブログで書いておけよ、と思うかもしれないけれども、まぁ。
意地で色んなものを所有し続けることは凄くエネルギーが要るのだけれども、いつかそうしていることが是となる日が来ることを夢見て今日も薄い財布を握りしめて1リットルの紙パックのジャスミン茶に長いストローを刺してグビグビ飲んでいる。
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